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海外製のホワイトニングは本当に白くなる?

こんにちは!
歯科衛生士の田村です。

今回は” 海外製のホワイトニング剤 ”についてです。

海外製のホワイトニング

 

ホワイトニングをお家でされている方
(ホームホワイトニング)
海外のジェルをネットなどで購入し、使ったことはありませんか?

要注意です!!!

 

 

海外で売られている
ホワイトニングのジェルは薬剤の濃度が高いので
確かに、白くはなります。

ですが、歯が凍みたり粘膜に炎症を起こしやすかったり
デメリットはとても大きいのです。

 

 

なぜ、海外のものを日本人が使うと
デメリットが大きいのか…

 

それは
元々の歯の作りに関係します。

歯周組織や歯の構造は同じなのですが
その厚さや大きさが違うのです。

 

 

そもそもホワイトニングは
一番外側のエナメル質
次に象牙質(ここまで薬剤が届くと凍みやすくなってきます。)
…と、外側から白くなっていきます。

骨格が日本人に比べて欧米などの海外の方は大きいのと同じように
高い濃度のジェルも耐えられる厚さがあります。

ですが、海外の方に比べてエナメル質の薄い日本人が
同じものを同じ様に使うと象牙質まで白くし
歯髄に刺激が伝わり、凍みてしまうのです。

 

実際に、友人が購入した海外のジェルを見せてもらったところ
濃度はなんと30%でした!!

この濃度は歯科医院で行うオフィスホワイトニングと同じ濃度です。

私が歯科医院でオフィスホワイトニングを担当させてもらった時は
歯茎や粘膜をしっかり保護した上で施術していたのと
保護がどれだけ大切かを教わっていたのでとても驚きました。

 

 

ただ、海外のジェルがダメな訳ではありません。

濃度が強い分、マウスピースをつけている時間を短くしたり
つけたまま寝てしまう…なんてことが無いよう気をつけてほしいです。

 

おまけ

 

海外のものといえば、歯磨き粉

研磨剤が入っているものは避けた方がいいでしょう。
海外のものは種類が多く、良し悪しは本当にそれぞれです。

私もタイの「 DENTISTE 」を使用しています。

タイの薬局でも” 目覚めてすぐキスできる息へ ”と紹介されていました。
歯がツルツルになるのとスッキリするのでオススメです。

 

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